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気になるへこみ | ||||||
作業工程紹介 | へこみ編~ | |||||
①損傷箇所・範囲確認 ②塗装皮膜の剥離、研磨 ③板金作業 ④エアブロー・脱脂作業 ⑤パテ塗り付け ⑥強制乾燥 ⑦パテ研磨 ⑧エアブロー・脱脂作業 |
①はじめに損傷箇所の範囲や重度を確認します 分解が必要な部品があれば外していきます ②損傷箇所の旧塗膜を専用機械で剥離・研磨して地金属をむき出しにします ③板金作業にはいくつかの方法がありますが当店で採用している主流方法は 専用機械にて「スタッド」と呼ばれるワッシャーのような部品を損傷箇所に電子溶着させて「スライド式ハンマー」をそのスタッドへ引っ掛けて引き出す方法と「当て板とハンマー」を使って形を整える方法を採用しています ④作業面周辺に粉塵やゴミ・ホコリ・油分が付着したままだと 施工不良が起きる可能性があるので 各工程の間には毎回必ずエアブロー&脱脂作業を行っています ⑤損傷していた鋼板自体を可能な限り板金にて修正・復元させてから薄くパテを塗って微調整していきます ⑥パテ内成分の硬化剤反応が始まるまでのセッテイングタイム(待機時間)を 少し設けてから「遠赤外線加熱機」にて強制乾燥させます ⑦パテの研磨にはまず「機械研ぎ」で荒削りを行い大まかな形を形成した後 当て板を使用した「手研ぎ」にて精密な面・ライン調整を再現させていきます ⑧エアブロー・脱脂作業を行い、次の工程へ移る前に点検・確認を行い パテ巣穴などがあれば再び処理します。 |
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⑨マスキング・養生 ⑩下地塗装 ⑪強制乾燥 |
⑨下地塗装を行う前に塗装予定範囲外へ塗料が飛散しないようにマスキング(目隠し)養生します ⑩下地塗装には「プライマーサフェーサー」 を使います、下地形成に欠かせない 防腐性・密着向上性を兼ね備えた塗装です ⑪下地塗装が終わると、塗料へ配合された硬化剤が反応するセッティングタイム (待機時間)を設けた後、遠赤外線加熱機にて強制乾燥させます |
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⑫水研ぎ研磨・強制乾燥 ⑬エアブロー・脱脂作業 |
⑫下地塗装した面と、本塗装予定の範囲を耐水研磨紙にて 水研ぎ・足付けを行い、塗料密着性を高めつつ、 肌面を調整していきます、空研ぎと比較すると研磨紙の目が詰まりにくいので 施工面に対して均一な足付けが可能なのと粉塵が飛散しないのが水研ぎの特徴です 水分が付着したままだと本塗装時に施工不良の原因になるので 再び遠赤外線加熱機で強制乾燥させます ⑬エアブロー・脱脂作業を行い、塗装予定範囲を点検します。 |
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⑭塗料調色 ⑮サンプルパネル作成 ⑯現車照合・微調整 |
⑭本塗装で使用する塗料を作成する際はまず 車両のコーションプレート等に記載されている「カラー番号」を控えて 専用CPUにて情報検索を行い、CPU記載の情報を元に精密測定器にて塗料を混合し おおまかな塗料を作成します ⑮次にサンプルパネルへ塗装を行います ⑯作成したサンプルパネルを乾かし、現車と照合しながら塗料を微調整していき、車両へピッタリの塗料を作ります |
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⑰塗装専用ブース内入庫⑱塗装予定範囲外マスキング・養生・ ⑲エアブロー・脱脂 ⑳本塗装 |
⑰塗装専用ブースへ入庫させます ⑱塗装予定範囲外へ塗料が飛散しないように マスキング(目隠し)養生を行います ⑲塗装ブース内と車両をエアブローして、塗装予定範囲を脱脂し最終点検を行います ⑳本塗装を行います 本塗装には車の色や材料によって種類があります 1コート(1層式・ベース原色+クリアー成分が同配合1度の塗装) 2コート(2層式ベース原色・クリアーが別々に2回の塗装) 3コート(3層式・ベース原色・パール・クリアーの3回塗装) それぞれ材料費の違い・本塗装へ掛かる作業時間にも変化があるので その結果お値段へも変動します 本塗装が終わるとセッティング時間(待機時間) を設けた後 遠赤外線加熱機にて強制乾燥を行います 乾燥したら塗装面へのゴミ・ホコリ等の付着物消去や 塗装肌面の調整・仕上げ研磨を専用機械にて行います(ポリッシャー研磨) |
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その他の作業紹介 | ||||||
塗装の際に必要な 養生・目隠しマスキング 作業について |
左の画像は塗装予定範囲以外に塗料が飛ばないように養生・マスキング(目隠し)をしているところです微弱な静電気などが塗装面や養生範囲周辺などに発生すると 塗装面へ微細なホコリのような浮遊物が付着する原因にもなるので 理想を言えば養生専用シート&専用紙が作業時間も短いので理想ですが 対策品はとても高価です!! スタッフの作業時間・手間は増えますが新聞紙や不要な紙で代用して しっかりとエアブロー・静電気処理を行えば同等の役割は果たせますので 新聞紙養生=材料費減↓工賃少増↑だと思ってください |
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フレーム回り・骨格修正 エンジン周り全般について |
損傷範囲や必要に応じてエンジンを降ろし 骨格部分から修正・修理していきます。 エンジンルーム内の各部品に損傷がある場合も必要に応じて修理・交換をしていきます。 |
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